2004-03-01から1ヶ月間の記事一覧
http://www.yomiuri.co.jp/net/feature/20040322fe02.htm http://www.yomiuri.co.jp/net/news/20040323ij21.htm ようやく大手メディアがまともに取り上げた、て感じですね。
http://www.recosell.com/cd/00/00/52/00005210_1.html ヴェルベット・アンダーグラウンドつながりで来ましたね
しばらく多忙のため更新があまり出来なくなります。4月中旬頃にはいつものペースに戻れる予定。
「ポスト・ロック」という言葉の意味するところが正直、よく掴みかねるのですが、この人たちを初めとする、シカゴ音響派の出現によって「変わったな」と思ったのはポップ・ミュージックのバンド、ユニットにおけるアンサンブルのありかたでした*1。今ではチ…
85年作。写真家、内藤忠行の同名ヴィデオのためにジャック・ディジョネットが録音したものです。全5曲中、3曲にトランペットでレスター・ボウイが参加しているとなると、ドラムとペットの丁々発止のインタープレイを期待するところですが、あにはからん…
ビーチ・ボーイズ「キャロライン・ノー」、ランディ・ニューマン「キャロライン」と並ぶ、ロック界3大キャロライン・ソングが冒頭の「オー・キャロライン」です。 「デヴィッドはピアノさ、オイラは太鼓 いっしょに音楽楽しいな キミがいたなら最高なのに。…
このアルバムを語るとき、枕詞のように語られる確執の物語はとりあえず横に置いておきましょう。XTCのアルバムの中でも小ぢんまりとした作品ではあるけれど、虫の音に誘われてその世界をのぞいてみたら、やわらかい陽射しの下、初夏の香りがたちこめ、秘…
特にブラジルっぽいわけではないのにこのタイトル。しかし、ブラジルものと間違って買ってしまった人も思わず耳を澄まして聴き入ってしまうんじゃないかと思わせる、完成度の高いアルバムです。昨年出たアルバムの中でも屈指の出来栄え。 ディラン・グループ…
最晩年の作品に、フルート独奏の小品「エア」があることからもうかがい知れるように、武満にとってフルートはことのほか愛着のあった楽器だったと思われます。いくつかの曲では尺八のような音色を出させているのがあり、「日本で西洋音楽に影響を受けた音楽…
遅まきながらようやく聴きました。はてなダイアリーでは、グルーヴィーで魅力的なアルバムを数多く紹介されているid:third_stoneさんが、本業のGinger does 'em allとして出した6曲入りの2ndアルバムです。 曲名の「BLACK LOVER WALKIN'」「AFRO FICTION RE…
※写真は前作「蔵出し名曲集」のものです。 これは痛快。冒頭、チントンシャンとお囃子っぽい音が聴こえてきたかと思いきや、一転、分厚いホーンと共に「♪Ah,apricot plam cakes and candy・・・ 」とUMEKICHIが唄い出し、ごきげんなブラス・サウンドに載せて…
泥んこヌードに褌という気合の入ったジャケットがカッコ良すぎる。ニューウェイヴが生んだ最高のガール・ポップ・グループのデビュー・アルバム。 プロデューサーにUKダブの大御所、デニス・ボーウェルを迎えて生み出されたそのサウンドは、太いベースと、…
http://homepage3.nifty.com/MASUDA/ronbun/audio.html論文なのでやや固い文章ですが、興味深く読みました。共感するところ多し。 音楽聴取体験の多層化は,音楽の制作過程の多層化と対応している。生演奏に依拠する音楽においては,音は楽器が奏でられるそ…
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=6319おおっ。詳細が早く知りたい。
http://www.bbc.co.uk/6music/6sense/songsthatsaved/vote.shtml私が共感するのはピーガブ&ケイト・ブッシュ「ドント・ギヴ・アップ」だなあ。ビートルズなら「ヘイ・ジュード」だと思うのですが、これですか。「悩んでないでパーっと明るく行こうぜ」のノ…
洗練された、良質の音楽を出し続けているレーベル、celesteからの一枚。シカゴで活躍していた歌手のライヴ盤です。 全8曲収録のうち、カヴァーが4曲。キャロル・キング「ナショナル・ウーマン」、ジェシ・コリン・ヤング「ソングバード」、アントニオ・カ…
「めざましテレビ」が氷川きよしのドドンパを取り上げて「ドドンパ」って何だという特集をやってました。そこで登場した「東京ドドンパ娘」(渡辺マリ)を収録している、昭和30年代に流行したリズム歌謡の代表曲を集めたアンソロジーです。 ライナーノーツ…
いきなりルー・リード「メタルマシーン・ミュージック」。とばしてます。詳細はこちらで。 http://www.recosell.com/cd/00/00/52/00005209_1.html
もう3月というのに肌寒い毎日です。せめて気分だけでも常夏気分に、というわけで選んだアロハでマハロな一枚。「ブルー・ハワイ」などの代表的なハワイアン・ヒットをウクレレやスティール・ギターをバックに、ミルス・ブラザーズがゆったりと唄います。あ…
今日は飲み会。帰りが遅かったのであっさり更新です。
いい声!決して美声というわけではないけれど、人懐っこくて、それでいて男気も感じさせるところがすごくいいです。遅れてきたファンなので、スーパーバタードッグ時代は全く知らず、富田ラボ「シップビルディング」で初めてその声に接したのですが、 その「…
「名盤」「映画」に続くシリーズですね。楽しみです。「名盤」の方は書籍化の動きもあるようだけど、「映画」「一冊」などとまとめて「はてなが選ぶ百選」みたいにしたらいいかも。それともこういうのは分冊の方が手に取りやすいのかな。
全40曲に及ぶ音俳句。1曲1分のコンセプトで制作された80年発表の作品です。彼等特有のぺちゃっとしたサウンドで、人をくった曲が、歌ものやインスト取り混ぜて次々と出てきますが、1分間という枠のおかげで彼等の他のアルバムより親しみやすくなって…
3/6付の更新よりhttp://park10.wakwak.com/~kikuchic/cgi-bin/ezjoho.cgi
ごくたまにしか聴かないんだけど、聴くとやはりその実力を実感させられるのがツェッペリン。こないだ出たライブ盤もやっぱりさすが、としかいいようがない迫力だったし。 実は背後に「英国の深い森」を抱えている彼らですが、このアルバムではそれは封印して…
シカゴ音響派、という言葉がなかったら、現代音楽の棚に置かれていても不思議ではない一枚です。アコースティック・ギター、ベースを初め、ハンド・チャイムやバス・クラリネット、コルネットなど使われている楽器はすべてアコースティック。そしてモートン…
ポール・バターフィールド&ベター・デイズと並ぶ「ロック界2大ハーモニカ・ジャケ」*1と私が勝手に呼んでいる、88年作。これを最後にコンビを解消したのが惜しまれる痛快なアルバムです。10cc時代に開発したギズモや、あの「アイム・ノット・イン・…
http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=626310ccは初期2枚がベストと思っている私にとってはうれしい企画です。ヘナチョコ・ビートルズの「ドナ」や、なりきりビーチ・ボーイズの「ラバー・ブレッツ」なんて最高。もっとも全作品リマスター予定…
ブライアン・ウィルソンがついに「スマイル」ツアーを開始していますね。萩原健太氏を初めとする現地レポなどを読んでいると、すごい盛り上がりらしく、ぜひとも来日して欲しいと願わずにいられません。35年以上前の夢の挫折に、今、ようやくオトシマエを…
キップ・ハンラハン率いるアメリカン・クラーヴェの生み出す音には、いつも都会の夜の匂いがするような気がします。どんなに激しくトラップ・ドラムがラテンのビートを叩きだしても、どこかクールなところがあるんですね。その一方で、狂おしい程のロマンテ…