2003-01-01から1年間の記事一覧

小沢昭一「唱う小沢昭一的こころ」(ASIN:B00005GVXN)

長寿ラジオ番組「小沢昭一の小沢昭一的こころ」20周年記念として、平成4年の暮れから平成5年の初頭にかけて放送されたものをCD2枚にまとめたものです。小沢昭一といえば、俳優としてはもちろん、ハーモニカの名手でもあり、民衆芸能の研究でも名高い…

矢野顕子「オーエスオーエス」(ASIN:B00005FDZ0)

セレクト合戦のネタ探しをしようと思っていたら、一日中頭痛に悩まされ、なにもできない休日でした。そんなときでも何か聴かずにはいられない。このアルバムを鎮痛剤代わりに服用していました(最近頭痛薬に頼り気味だったので、今日はできるだけ飲まないよ…

松浦亜弥「×3」(ASIN:B0000VOREE)

初回盤のパッケージは「キモノ・マイ・ハウス」で「さ・え・ら・ジャポン」な謎のセンスですが、中のジャケットは割合地味です。3rdアルバムはまたしても正月に登場となりました(フラゲしてますが)。あ、ちなみにタイトルは「トリプル」と読むそうです…

大貫妙子 30th ANNIVERSAR 〜音楽という名の旅〜がストリーミング配信(情報元:ミュージック・マシーン)

これはうれしい「突然の贈りもの」。FM仙台で放送されたものを再編集したそうです。1月31日まで全4回にわたって公開。

Triste Janero「Meet TRISTE JANERO」(ASIN:B0000CESU3)

天パーさん、P5さん、Meikanさんといった信頼できる方々がご自身のHPで推薦されていたので、大船に乗った気持ちで購入しました(笑)。弾む演奏は時折入るオルガンが心地よく、女声ヴォーカルとコーラス、ブラジリアン風味のサウンド、バカラック、ニル…

菊地成孔が2003年の音楽界を振り返る(情報元:bounce.com)

「俺はさ、90年代最大の流行語は「大丈夫」だと思っているんだ」の発言にうなりました。なるほどねえ。モー娘。=クレイジー・キャッツ説も述べております。そんなときでも矢口の可愛さを主張しているのが微笑ましい。

「Mother」がリマスタリングで再発決定(情報元:moonriders.net)

リマスタリングには慶一が立ち会ったとのこと。これは名盤です!オトナもコドモもおねーさんも必聴。

冨田勲「月の光」(ASIN:B00005EGC3)

YMOより先にトミタでシンセサイザーのサウンドを知った私にとって、特別の位置にある一枚。初めて聴いたときのように「こんな音初めて聴いた!」と思うことはもうなくて、ああ、モーグだなあなんて即物的な感想をもらすようになった今でも、この作品に対…

セレクト合戦、今回のお題は「休日に聴きたい音楽」

音楽好きの仲間がお題にそって選曲を競う企画です。 ただいまP5さんのところで参加者募集中です。いくつか腹案はあるのですが、さてどうしようかな。

タトゥーがロシア大統領に立候補の意向

これが人気回復の役に立つのか意味不明だけど、どうせやるならチッチョリーナを上回るパフォーマンスをしなきゃ・・・ってそれより音楽で勝負しろってば。

ミヒャエル・リシェ(p)「1920年代のピアノ協奏曲集Vol.2」(ASIN:B0000V4MD0)

第2集も珍しい曲からスタート。エルヴィーン・シュルホフの「ピアノと小オーケストラのための協奏曲」です。最初の2つの楽章は幻想的な響きなのが、最終楽章になって突如打楽器が鳴り響くにぎやかな曲想になるという変わった曲。クレジットを見るとオケの…

ミヒャエル・リシェ(p)「1920年代のピアノ協奏曲集Vol.1」(ASIN:B0000V4MCQ)

好企画盤。しかもアルテ・ノヴァからのリリースなので1枚1000円とお買い得です。1920年代、すなわちジャズがこの世に登場してきた年代にスポットをあて、ジャズの影響を受けたクラシックの作曲家のピアノ協奏曲を集めたものです。ミヒャエル・リシ…

レコード輸入権についての意見募集、締め切り迫る(24日まで)

各所でとりあげられていますが、文化審議会著作権分科会法制問題小委員会報告書(案)に対する意見募集が、こちらで行われています。締め切りは明日。音楽好きには見過ごせない問題と思われますので、もしここを見て知った方は、ぜひ意見を送ってください。 …

佐藤允彦「Plectrum」(ASIN:B00005HZFV)

というわけで、今日はチェンバロのアルバムを取り上げます。タイトルのPlectrumとは、鳥の羽の軸あるいは革で作る、チェンバロの弦をはじく爪のこと。佐藤允彦初のチェンバロ・ソロ・アルバムです。長年弾いてきたピアノからちょっと離れて向かい合ってみた…

話題の新人のチェンバロ・ソロアルバム「夢見る雨」水永 牧子

表題曲は武満徹唯一のチェンバロ独奏曲。バルトーク「ミクロコスモス」やキース・ジャレットの曲も収録。ジャケ買いしそう(笑)。

『うたううあ 〜ドレミノテレビ〜』CD発売決定(情報元:CDJournal.com)

やっと「ドレミミズンド」が聴ける

金井美恵子「「競争相手は馬鹿ばかり」の世界へようこそ」(ISBN:4062120771)

で、俗物批判の名人といえばこの人。といっても快刀乱麻を切るがごときの語り口で、よくぞ言ってくれましたと溜飲を下げさせてくれるような人ではなくて、常々「繊細さに欠ける」と自覚している私はどちらかというと笑いながら読み進めながらも「まったくし…

倉橋由美子「老人のための残酷童話」(ISBN:4062117541 )

「大人のための残酷童話」の方は確か新潮社の「波」に連載されていて、連載当時から単行本になるのが待ち遠しかったのだけれど、単行本になったら蛇足としかいいようがない「教訓」なるものが各編の最後に加わって、イソップ童話のパロディとはいえずいぶん…

ボブ・ディラン「ローリング・サンダー・レビュー」(ASIN:B00006YY1J)

伝説の・・・と書いても伝説がたくさんある人なのでわかりづらい。数ある伝説のひとつ、1975年のステージの模様を収録したアルバムです。ミック・ロンソン、ロジャー・マッギン、T・ボーン・バーネットなどからなるバック・バンドの演奏は懐の深い演奏。…

ジョアン・ジルベルト来日公演のライヴ盤が発売!

さすがに完全収録とはいかなかったみたいですが、うれしいです。また来日しないかなあ。

ほぼ日刊イトイ新聞で月光庵閑話再開

最近はCMにも登場。今年は大忙しだった鈴木慶一の活動を振り返る企画です。まずは座頭市の音楽の裏話。

アルゾ「アルゾ」(ASIN:B0000V4MDA)

グッド・アメリカン・ミュージックを多数紹介している素晴らしいサイト「ADD SOME MUSIC TO YOUR DAY」を運営されている、きよさんに教えていただいたアルバム。フリー・ソウルがブームだったときアルゾ&ユーディーンのアルバムは聴いていて結構気に入って…

ジミー・スコット「ホールディング・バック・ジ・イヤーズ」(ASIN:B00005GFVQ)

98年にこのアルバムがリリースされたとき、渡辺亨がミュージック・マガジン誌の輸入盤レビューで取り上げたのを読んで、興味を持ってあちこち探したものです。そのときはどこにも見当たらず、そもそもジミー・スコットの他のアルバムもなかったものでした…

ブラッド・メルドー「ソングス:アート・オブ・ザ・トリオ Vol.3」(ASIN:B0000565B8)

ブラッド・メルドーは1970年生まれのジャズ・ピアニスト。近作「LARGO」で従来のジャズの枠に囚われないアンサンブルの形を追求していたブラッド・メルドーですが、一番力を入れているのはやはりピアノ・トリオでしょう。ドラムのホルヘ・ロシイ、…

薬師丸ひろ子「花図鑑」(ASIN:B00005GM32)

80年代松本隆の最高傑作。当時は主演映画以外での露出が少なくて神秘性があった彼女のキャラクターと、透明感ある「天使の棒うたい」*1の声を最大に利用して、自分のやりたかったことを思う存分くりひろげています。もちろん作詞は全て松本自身。作曲家陣…

センセーショナル・ヒロコ

デヴィッド・キャシディとアルゾをゲットしました!聴くのが楽しみ。残念ながら一緒に(今更)購入しようと思ったZYX「白いTOKYO」は置いてなかったです。評判がいいので早く聴いてみたいのですが。そうだ、ピカデリー・サーカスもなかったぞ。まあ、全部一…

レスター・ボウイ「オール・ザ・マジック」(ASIN:B0000262UN)

およそECMらしからぬジャケットと内容の2枚組大作アルバム。レスター・ボウイといえばアート・アンサンブル・オブ・シカゴでの活動が一番知られていますが、それ以外にも自身のグループ、ブラス・ファンタジーなどで幅広い活動を展開していた人。フェラ…

はてなダイアリーで選ぶミュージックアワード2003

今年度発表された音楽から洋楽部門、邦楽部門それぞれにアルバム、シングル、PV、DVD、ライブ、MC、特別賞、新人賞など(他にも面白そうなジャンルがあればご提案下さい)を選んでいこうというものです ということなのですが決まった形式はなく、参加者の自由…

Wha-ha-ha「死ぬときは別」(ASIN:B0000AZSHZ)

80年作品。ようやく聴くことができました。いやあ今聴いても充分ヘンテコで面白いですね。分類不能のストレンジ・ミュージック。メンバーは神谷重徳、千野秀一、小川美潮、坂田明。ゲストに村上"ポンタ"秀一、布施隆文、仙波清彦といった面々。フリージャ…

モダン・ジャズ・カルテット「ジャンゴ」(ASIN:B00000IHAZ)

ジャズ・ファンには改めて解説の必要のない大有名盤ですが、久々に聴きなおしてみて、改めて名曲ぞろいのアルバムと感心した次第です。やはりタイトル・ナンバーが名曲中の名曲。ゆったりとした、哀しみをたたえたテーマからミルト・ジャクソンのヴァイブ・…