2003-10-01から1ヶ月間の記事一覧

普通の日記

★セレクト合戦用のCD,ようやく全て焼き終わりました。あとは宛名書き。これが結構大変なんですね・・・と焼いただけでくたびれていたら、P5さんのセレクトが到着していました。P5さんならではの洒落たグルーヴィなチューンはもちろん、今回はしっとり…

ロキシー・ミュージック「マニフェスト」(ASIN:B0000256VR)

72年のデビュー・アルバムから82年の「アヴァロン」まで、駄作を残さなかったロキシー・ミュージック。そのなかで私が最も愛聴するアルバムです。グループの歴史的には転換点に位置する作品といえるでしょうが、実に聴かせるツボを心得た心憎い仕上がり…

トゥーツ・シールマンス&ケニー・ワーナー「この素晴らしき世界」(ASIN:B00005S74T)

ビル・エヴァンスからクインシー・ジョーンズ、ジャコ・パストリアスに至るまで多くのミュージシャンに愛され、尊敬されているトゥーツ・シールマンス。80歳を越えても彼のハーモニカの調べは人を魅了せずにいられません。来日公演を一度聴いたことがあり…

JOHN ZORN’S COBRA TOKYO OPERATION '94 東京作戦●吉凶部隊

竹内まりやの新譜を買うつもりだったのに、なぜかこっちを購入。まあ、まりやの方は店頭からすぐなくなるとは思えないけど、これは今見逃したら、次はいつお目にかかるかわからないもんね・・・とはいえかなりバクチでした、これを買うのは。かつては高円寺…

大村憲司の未発表ライヴ音源が2タイトル発売!(情報元:CD Journal.com)

http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=554880年代以降の日本の音楽シーンには欠かせない存在だった名ギタリスト。若い人にもぜひ聴いて欲しいですね。 (参考)大村憲司を知ってるかい?(ほぼ日刊イトイ新聞の特集)http://www.1101.com/omur…

あがた森魚「佐藤敬子先生はザンコクな人ですけど」(ASIN:B00005R0WL)

いわゆる「歌唱力」とは違う、独自の世界観をまっすぐ伝える「うたぢから」とでもいうべきものがあがた森魚のヴォーカルには宿っています。初期の「乙女の儚夢」に始まり、テクノ・ポップのヴァージンVS、タンゴに挑んだ「バンドネオンとジャガー」シリー…

アル・グリーン復活(情報元 CDJournal.com)

http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=5539 アル・グリーンとカサンドラ・ウィルソン、ヴァン・モリソンが同じレーベルなんて素晴らしい!だけど最近のブルーノートの国内盤はCCCDなんですよね・・・・。

カントルーブ編曲「オーヴェルニュの歌」(ASIN:B00005LK3U)他

カントルーブは1897年に生まれて1957年に亡くなったフランスの作曲家です。とはいっても私は彼のオリジナル曲を聴いたことがありません。カントルーブの名は、現在この「オーヴェルニュの歌」の編曲者として有名なのです。オーヴェルニュとは南フラ…

ふらんすにいきたしと思へども

秋晴れの心地よい一日でした。布団を干して洗濯、掃除のあいまにセレクト合戦のCDを焼いていました。とりあえず10枚完了。これで締め切りにまにあう見通しがついてきました。

デヴィッド・シルヴィアン「ブレミッシュ」(ASIN:B0000CBCBF)

ジャパン時代の坂本龍一に始まり、ロバート・フリップ、ホルガー・シューカイなど常に師を求め、修行しているようなイメージがこの人にはありました。そして、いつのまにかデヴィッド・シルヴィアンは彼等と肩を並べる高みへ達していたのです。この新作はそ…

Randy Newman「The Randy Newman Songbook Vol.1」(ASIN:B0000AKNEM)

全18曲。主なものを列挙します。「It's Lonely at the Top」「Louisiana 1927」「Rednecks」「Living without you」「Sail Away」・・・・。ランディ・ニューマンを知るものにはもう何も説明することはないでしょう。伴奏はランディのピアノだけ。もう何も…

ニック・ドレイク「ファイヴ・リーヴス・レフト」(ASIN:B00005HO4A)

エリオット・スミスのキーワードを辿って、多くの方がアクセスしてくれました。せっかく来ていただいたのに一行情報だけで申し訳ありません。やはり根強い支持を受けていたアーティストだったんだな、と感慨にふけっていました。改めて、冥福を心からお祈り…

エリオット・スミス死去(情報元:bounce.com)

http://www.bounce.com/news/daily.php/2187/headlineclick同世代なのに・・・早すぎる。合掌。

エルトン・ジョン「ピアニストを撃つな!」(ASIN:B00005NS1C)

トリュフォーの名作「ピアニストを撃て」を意識したタイトルと、「マルクス兄弟、西へ」のポスターが目をひくジャケットもお洒落な作品。エルトン・ジョンがスターの座を確立した大ヒットアルバムです。しかし自分でも理由は定かではないのですが、エルトン…

夏木マリ「パロール」(ASIN:B00006ITSI)

2002年発表。前作から6年ぶりですが、方向性に大きな変化はありません。とにかく夏木マリのアルバムは小西康陽がプロデュースした数々の作品の中でも屈指の逸品。その相性の良さは野宮真貴以上ではないでしょうか。小西のレトリカルな歌詞はどの一編も…

トッド・ラングレン新作発売決定(情報元:CDJoural.com)

http://www.cdjournal.com/main/news/news.php?nno=5492打ちこみに頼らず、生音中心だったらいいんだけど・・・。

アート・リンゼイ「曖昧な存在」(ASIN:B00005G5KB)

DNAから始まって、ラウンジ・リザーズ、アンビシャス・ラヴァーズそしてソロに至るまで、この人の作品には外れがありません。プロデューサーとしてもカエターノ・ヴェローゾ等優れた作品を次々と送り出している、私が最も信頼しているアーティストのひと…

ダニエル・メイスン「調律師の恋」(ISBN:404897209X)

26歳の医大生の書いた傑作として評判ですね。ビルマの奥地に行って伝説のピアノ、エラールの調律をして欲しいと主人公のもとへ奇妙な依頼が来たことから始まる物語だそうです。楽しみ楽しみ。

松岡正剛「遊学Ⅰ・Ⅱ」(ISBN:4122042607)

古今東西142人の人物論。読み勧めていく内に著者の視座がつかめてくると俄然面白くなって読むスピードが上がります。現在Ⅱ巻に突入したところ 3)これから読もうと思っている本

松浦寿輝「松浦寿輝詩集」(思潮社:詩・生成シリーズ)

山下スキルさんの素敵なサイトFLIP SIDE of the moonでの新企画「My Favorite Things 100」がとても面白い。参加者の好きなもの、事柄を100個ならべてあるだけなのだけど、突然はげしく共感できることが挙げられていたり、日頃ROMしているサイトの方の…

今日は本のことだけ

かつて読んだ本、今読みかけの本、これから読もうとしてる本についての覚書のようなもの 1)かつて読んだ本

「普通の恋」は菊地成孔初のソロ・シングル?

http://park10.wakwak.com/~kikuchic/cgi-bin/ezjoho.cgi元のヴァージョンを知らないから、どうなっていても現段階ではなんともいえません。出してくれればいいですよ。

ベック「シー・チェンジ」(ASIN:B00006HBAJ)

ラムチョップを聴いて、もうひとつ連想したのがこのアルバム。ベックがあれほどまでに時代をリードできたのも、底にある優れたソングライティングあってのことと改めて思わせてくれたアルバム。かつてあれほど熱中して聴いた「オディレイ」に、今は時代色を…

ラムチョップ「イズ・ア・ウーマン」(ASIN:B00005Y1UG)

ヴォカーリスト兼ソングライターのカート・ワグナーを中心とした、ナッシュビル出身のバンドです。総勢なんと14人の大所帯。しかし、そのことを知らずにこの作品を聴いたらとてもそうは思えないでしょう。ここで聴けるのは音数を絞り込んだ空間的な響きの…

「東京ゴッドファーザーズ」予告編

http://www.spe.co.jp/movie/worldcinema/tgf/ムーンライダーズ「NO9」もちょっと流れます。何歌っているのかよくわからないけど(笑)。東京が先行上映。名古屋に来るのは12月になってから。ライブに合わせてる?

テンプル・シティ・カズー・オーケストラ「2001年カズーの旅」

愛すべきバカ音盤。メンバー全員がカズー担当というとんでもない編成のオーケストラです。内ジャケットのメンバーの写真を見ると全員タキシードを着用してカズーをくわえていて笑わせてくれます。演奏する曲はタイトル・ナンバーの「2001年宇宙の旅」(…

歌心を感じよう

セレクト合戦用の選曲がようやく完了。途中で路線を大幅に変えたりと、ちょっと苦労したかな。後はひたすら焼いて発送するだけ。今回は正統派(?)ですよ。 さて、路線変更のためボツになった音盤をひとつ紹介。

鎌田東二編著「サルタヒコの旅」(ISBN:4422230174)

猿田彦神社に行った記念に購入した本。論考や対談などバラエティに富んだ内容で読みやすいです。それにしてもクロ−ド・レヴィ=ストロース、荒俣宏、岡野玲子、美内すずえ、河合隼雄が一冊に収まっているというのはすごい。もちろん細野晴臣もいます。なんと…

富樫雅彦「スピリチュアル・ネイチャー」(ASIN:B0000CD7YS)

昨日の環太平洋モンゴロイド・ユニットの演奏を聴いて、その東洋的な感覚のアンサンブルになんとはなしに連想したのがこの作品でした。75年に発表された日本のジャズを代表する名盤です。不幸な事故による闘病生活の後、車椅子のパーカショニストとしてカ…

細野晴臣&環太平洋モンゴロイド・ユニットfeat.MICA BOX 於猿田彦神社

「道ひらきの神」であるサルタヒコに導かれ・・・というと大げさですが、伊勢の猿田彦神社でひらかれた「おひらきまつり」に行ってきました。目的は特別ユニット「細野晴臣&環太平洋モンゴロイド・ユニット」による奉納演奏を聴くこと。近鉄線の宇治山田駅…