１曲目の「約束」。ピアノのイントロに導かれ、宮崎のやや線の細いけど優しいヴォーカルが聴こえてきたときに真っ先に連想したのが初期のニルソンでした。アルバムを最後まで聴きとおしてもその印象は変わりません。どこかノスタルジックな、けれども今まで…

日本を代表するフリー・ジャズのパーカッショニスト、富樫雅彦の作品にはデュオによるものが目立ちます。多くがピアニストとの共演で、その面々は佐藤允彦、山下洋輔を初め、リッチー・バイラークやポール・ブレイにも及びますが、そういった中にあって、こ…

カントリー・ムーグ完全盤アーティスト: ジル・トライソール出版社/メーカー: VROOM発売日: 2003/01/25メディア: CD クリック: 3回この商品を含むブログ (4件) を見る７２年作「カントリー・ムーグ」と７３年作「ナッシュヴィル・ゴールド」の２ｉｎ１。タイ…

アイランド (紙ジャケット仕様)アーティスト: キング・クリムゾン出版社/メーカー: ポニーキャニオン発売日: 2000/03/01メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (3件) を見る１ｓｔは別格とすると、キング・クリムゾンの歴史の中でも特異な位置にあ…

今日でこの「One Way To The Heaven」も２周年目を迎えました。ご覧になった全ての方に感謝します。これからもどうぞよろしく。

http://blog.tatsuru.com/ 文藝別冊『大瀧詠一／大滝詠一』特集号のための対談らしい。なんと８時間半に及んだとか。この対談だけ完全収録した一冊が欲しい。

久々に横浜タワレコへ。以下の物を購入。 Richard Thompson「Front Parlour Ballads」 Front Parlour Balladsアーティスト: Richard Thompson出版社/メーカー: Cooking Vinyl発売日: 2005/08/09メディア: CDこの商品を含むブログ (4件) を見る今聴いていると…

DSPホリデーアーティスト: ハット,細野晴臣,アトム・ハート出版社/メーカー: 不明発売日: 1998/06/21メディア: CDこの商品を含むブログ (2件) を見るHATはアトム・ハート、テツ井上、細野晴臣の３名からなるユニット。細野が主宰するレーベル「デイジーワー…

レココレ編集長“テラさん”がストーンズの魅力をたっぷりと語りつくすというこのイベント。今回は衝撃の？映像からスタートしつつも、ストーンズのシェイクするリズムについての考察、ミックのダンス話などで楽しませてくれました。特に前者の、「はねるビー…

緑のアーチアーティスト: 湯川潮音出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2005/08/03メディア: CD クリック: 5回この商品を含むブログ (89件) を見る待望のメジャーからのデビューシングル。プロデューサーは前作「逆上がりの国」から引き続い…

ＵＫレゲエ界を代表するひとり、マッド・プロフェッサー。マッシヴ・アタックのダブ・アルバムを手がけたり、ピチカート・ファイヴがシングル「ラヴァーズ・ロック」で彼のサウンドのコピーを試みたりしたことから、レゲエ・ファン以外にも彼のつくりだすサ…

Clang of the Yankee Reaperアーティスト: Van Dyke Parks出版社/メーカー: Warner Bros / Ada発売日: 1990/05/18メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (6件) を見るカリプソのカヴァーを中心とした３ｒｄアルバム。ヴァン・ダイク・パークスの作…

Belladonna (Dig)アーティスト: Daniel Lanois出版社/メーカー: Anti発売日: 2005/07/12メディア: CD クリック: 2回この商品を含むブログ (8件) を見るアンビエント・ミュージックの礎を担ったブライアン・イーノとダニエル・ラノワがそれぞれ新作のソロ・ア…

ザ・ビキニ・テープズアーティスト: アトミック出版社/メーカー: ユニバーサル ミュージック クラシック発売日: 2005/07/27メディア: CD クリック: 3回この商品を含むブログ (5件) を見るエレクトロニクスやクラブ・ミュージックの要素を取り入れた“フューチ…

ナッシュヴィル・スカイライン(紙ジャケット仕様)アーティスト: ボブ・ディラン出版社/メーカー: Sony Music Direct発売日: 2004/08/18メディア: CDこの商品を含むブログ (4件) を見る６９年作。ボブ・ディランという名前をひとまず忘れてこのアルバムに耳を…

９０年代最高のアルバムのひとつ。９３年に発表されたおそらく唯一の作品ですが、今聴いても最高に快適でなおかつ色んな発見がある一枚です。 パパズ・カルチャーはハーリー・ホワイトとＥ・ブレイク・デイヴィスによるデュオ・ユニット。黒人と白人の組み合…

いつもセレクト合戦を仕切って下さる、Ｐ５さん（id:P5NEO）のセレクト。ジャケットを見たときは「すわ、ムード歌謡か？」とたじろぎましたが、内容はＰ５さん得意のソウル・セレクトでした。1 I've Got A Feeling / Beatles （1970） 2 My Sweet Lord / Bil…