棋音戦てんまつ記(4)〜2枚の壁は厚かった編〜

ついにめんちかつさんとの対局がはじまりました。2枚落ちといってもyahooで駒落ち設定はできないので、私は飛車・角を動かせないということにしてスタートです。これはやりづらかった。2枚の大駒が完全に壁となって、まともな囲いができないんですね。しょうがないので中央付近に駒を密集させて、敵の攻撃を受け止める方針で臨んだのですが、ankoroさんとの対局でもっと伸び伸び指した方がうまくいく、ということを悟っためんちかつさんがぐいぐい駒を前進。あっというまに龍をつくられてしまいました。
こりゃヤバイ!と強引に歩を一枚取って底歩を打ち、辛うじて龍が暴れるのは防ぎましたが、どうもその後はいけません。受けの手筋で粘ったものの、最後は完全につぶされてしまいました。ankoroさんとの勝負の行く手にどんよりと暗雲が漂い始めました。まあ練習試合だしいいや、と無理やり開き直って「そうだ矢内さんはどうなったんだ」と思って画面を切り替えたら、なんと大逆転で勝っていたではありませんか。さすがプロの勝負は最後までわかりません。ともあれセレモニー(?)も無事終了。さあ、ankoroさんとの対局がついに目前となりました。
(以下次回)