よしもとばなな、
生命科学者・
中村桂子、
orange pekoe、そして
鈴木慶一。彼らの共通点はなんでしょう?それはこのアルバムに推薦コメントを寄せていることなんですね。ayuo ando seashell名義で出された高橋鮎生のアルバムはDNAをテーマにした作品で、「ひとり」と題された絵本もついています。コンセプト、パッケージはとても凝っているけれど、音の方は過去のアルバムに比べるとぐっとシンプルになっていて聴きやすくなっています。
鈴木慶一のコメントは“Ayuoさんのギターのコード進行はアシッドで、私のツボに来るのだ。英語で歌う曲はドラッグ・カルチャーの香りが漂っていて、とてもいい”というものですが、正に正鵠を射た表現で、コンセプト云々よりもその不思議に中毒性のある響きに魅了されるのです。