ロイヤルハンチングス『シンガポールの小径で』

huraibou2010-03-20

シンガポールの小径で

シンガポールの小径で

クラリネットの瀬戸信行とコントラバスの熊坂義人から成る、一風変わった組み合わせのデュオ・ユニットの1st。副題に「隙間サロンミュージック集」とあるのですが、オールド・タイミーなジャズやジプシー・ミュージック、ビギン、クレズマー、ボレロにタンゴなど多彩な曲調をとぼけたユーモアで軽やかに演奏するさまは、2人だけの演奏とは思えないカラフルな楽しさがあります。ほんのり漂うペーソスも隠し味としてうまく機能していますね。ちょっとくつろぎたい休日の午後にぴったりの音楽です。