デ・ラ・ソウル『3フィート・ハイ・アンド・ライジング』

ヒップ・ホップに詳しくない私でもこれは発売当時から良く聴きました。ヒップ・ホップの方法論が現代音楽のミュージック・コンクレートの方法論を引き合いに出して論じられることも多かった時代に、ユーモアでそんな堅苦しさを軽やかに突き崩したアルバムです。とにかく単純に聴いて楽しい音のビックリ箱。今はボーナス・ディスクがついていますが、これが本編に輪をかけてやりたい放題のハジケっぷりで痛快この上ない仕上がり。これで2000円はお得です(^^;)。