ブレット・アンダーソン『スロウ・アタック』

スロー・アタック

スロー・アタック

スウェードのメンバーの3rdソロ。スウェードは昔1stをちょっと聴いただけで、以後それっきりだったのですが(^^;)、そのメンバーの一人がこんなに熟した音楽をソロでやっていたことに驚きました。ストリングスや管楽器を中心としたヴォーカル・アルバムで、ブリティッシュ・フォークを思わせる瞬間もあります。デヴィッド・シルヴィアンの『シークレット・オブ・ザ・ビーハイブ』やブルー・ナイルに近い雰囲気がある・・・というのは誉めすぎかもしれませんが、このままじっくりとこの世界を掘り下げていけば彼らにも負けない存在になるのではと思いました。