ムーム『シング・アロング・トゥ・ソングス・ユー・ドント・ノー』

シング・アロング・トゥ・ソングス・ユー・ドント・ノウ

シング・アロング・トゥ・ソングス・ユー・ドント・ノウ

5作目。紹介文では“エレクトロニクス・ポップ・アルバム”と書かれているけど、全然エレクトロニカではありません。では魅力が薄まってしまったのかというとそんなことはなく、これはギター、ウクレレダルシマーマリンバなどの生楽器の音がきらめくチャーミングなポップ・アルバム。ブリティッシュ・フォーク的な柔和さとトイ・ポップのお茶目な響きがうまく溶け合って、ひとつのバンドの音となっています。これまでの中で一番好きかも。