ヴァン・モリソン『コモン・ワン』

コモン・ワン+2(紙ジャケット仕様)

コモン・ワン+2(紙ジャケット仕様)

男は夏の道を往く。
英国の夏の森を進む。
孤独な旅路なのか。
いや、彼は一人ではない。
ワーズ・ワース、ブレイク、イエイツ等の霊と共に歩んでいるのだ。
それは英国の魂を探る旅なのかも知れない。


1980年作品。長尺曲が多くどこか神秘的な雰囲気に満ちており、ここでのヴァンのヴォーカルは呪文の域にまで達しています。80年代を迎え、ヴァンが達した孤高の境地。これをスピリチュアルと呼ばずして何を呼べばいいのか。・・・とはいっても決して堅苦しい音楽ではないのですけどね。