8/25 奇跡の歌声 〜 伊豆田洋之、ポール・マッカートニーを歌う vol.3『LONDON TOWN』 〜Summer Night Special〜 @大崎 FOOTNiK

4月に続いてまたまた行ってきました「伊豆田洋之、ポール・マッカートニーを歌う」。感想はほとんど前回と同じなので特に付け加えることはないです(笑)。“大好きな曲を自然に歌ったら結果としてポールに似ていた”としかいいようのないほどのナチュラルさでポールの曲を次から次へとやってくれるのですから、ビートルズ・ファンとして楽しくないわけがありません。サブタイトル通り、『ロンドン・タウン』からの曲を比較的大目にやってくれたのがうれしかったです。原則としてポールの曲しかやらないライヴなのですが、この日はなんと!自身の新曲を披露してくれました。その曲はライヴのプロデューサーでもあるサエキけんぞう作詞の「幸せの扉」。ポール・ファンなら思わず微笑んでしまうタイトルに伊豆田らしいチャーミングなメロディがのっかったご機嫌な曲でした。第2部ではスペシャル・ゲストとして松尾清憲が登場。「恋におちたら」を伊豆田とハモッてくれました。もう至れり尽くせりですね。
それにしてもシンプルなアレンジで聴くとポールはいつの時代もポールだったんだ、とつくづく実感します。70年代の曲も90年代の曲も違和感なくつながって聴こえますからね。この不変性と、オラトリオからアンビエント・ハウス、サウンド・コラージュまでやってしまう好奇心がポールの魅力の両輪を為しているんだと、彼の偉大さを改めて認識させてくれるコンサートでした。