ふと
木村カエラの歌ってこのアルバムの雰囲気に似ているかも、と思って久々に聴き返したのですがそれほど似てませんね(笑)。それはともかくあまり
レニー・クラヴィッツに夢中にならなかった私もこれは愛聴しました。前作までのフレンチ・ロリータ路線よりずっと聴き応えがありますね。
ロネッツの名曲との同名異曲や
ヴェルヴェット・アンダーグラウンドのカヴァーはレニーのアイディアでしょうが、ヴァネッサの蓮っ葉な歌唱によってロック・ク
ラシックスへのオマージュではなくて、挑発しているかのように響くところが今聴いても刺激的です。その一方で「サンデイ・マンデイズ」や「ユア・ラヴ」といった普通にキャッチーで魅力的な楽曲もしっかり収めているところがこのコンビのしたたかさ。
「Be My Baby」
「Sunday Mondays」