ティナリウェン『アマン・イマン〜水こそ命』

アマン・イマン〜水こそ命

アマン・イマン〜水こそ命

最近ブルースづいている地下生活者さん(id:subterranean)にコバンザメ企画(笑)。とはいってもこれは“砂漠のブルース”の代表的存在、ティナリウェンの新作です。彼らはマリ北東部出身で、既にかなりのキャリアを重ねていますが、世界的に注目されたのは2004年に発表された『アマサクル』がきっかけ。ロバート・プラントトム・ヨークが彼らの音楽を絶賛したこともあり、当時はミュージック・マガジン誌周辺でも大きな話題になりました。
この新作でも彼らの個性は健在です。繊細なギター・アンサンブルとパワーを内に秘めたおおきくうねるリズム、コブシを効かせたヴォーカルと艶のある女声コーラスが一体となって生み出されたティナリウェンの音楽は、ブルースのみならず、ボブ・ディランボブ・マーリーなどからの影響を独自の形に昇華させたものといえるでしょう。かなり中毒性の高いひきずりこまれるような魅力を彼らは持っています。

You Tubeで見るティナリウェン

ライヴとPVをひとつずつ紹介します。