ローズ・マーフィ「ノット・チャチャ、バット・チ・チ」

ノット・チャ・チャ、バット・チ・チ

ノット・チャ・チャ、バット・チ・チ

ストーンズ公演の翌日は6時間カラオケとハードな2日間だったので、今日は軽めの音楽を聴いて過ごしていました。その中からこの1枚を。ブロッサム・ディアリーと双璧をなすキュートな声を持つジャズ・ヴォーカリストの代表作です。
風変わりなアルバム・タイトルは、録音当時の1957年に流行していたリズム「チャチャ」と、彼女の特徴的なスキャット「チ・チ」をかけたもの。彼女のキュートな声で「チ・チ」と歌われると本当に小鳥のさえずりを聴いているような気分になります。どこを取っても楽しさに心浮きたつ、チャーミングこのうえない音楽。ヴォーカルだけではなく、快調にスイングするピアノも聴きどころでしょう。バーニー・ケッセル(g)等も堅実なバッキングで彼女を支えています。