アメール・ラリュー「インフィニット・ポシビリティーズ」

00年作。彼女が以前属していたというグルーヴ・セオリーというユニットのことは全く知らないのですが、このアルバムは発売当時日本でもわりとヒットしたので私も耳にする機会があったのです。久々に棚から取り出して聴いているのですが、やっぱり心地よいですね。濃すぎない、浮遊感のあるアメール・ラリューのヴォーカルとシンプルでいながら、タブラっぽい音などエスニックな要素を巧みに溶かし込んだバックトラックがうまく調和しています。お洒落なBGMとしても使えるけれど、聴きこむと色んな発見があって面白さが増すアルバムです。