気ままにレビュー(4)junpeeさん

1.Here There, And Everywhere/ The Beatles('66)
2.Biggest Part Of Me/ Mackey Feary ('83)
3.And Forever/ America ('79)
4.Son Come Out/ The Way ('73)
5.Seattle/ Willow ('73)
6.Is It Love/ Batdorf & Rodney ('75)
7.Countrieside Beauty/ Tender Leaf ('82)
8.She Gotta Go/ Bee's Knees ('78)
9.All I Want/ Kalapana ('75)
10.Um Canto De Trabalho/ Boca Livre ('80)
11.Misty/ The Hi-Lo's ('78)
12.When We Are Made As One/ The Manhattans ('85)

今日のようなうっとおしい雨の日には、音楽で爽やかになろう、ということで、気ままにレビュー第4弾はハワイのポップ・グループの曲をふんだんに含んだjunpeeさんのセレクトです。

今回の「コーラス&ハーモニー」セレクトは1曲目がビートルズ(またはその関連)しばりでした。私も含めほとんどの方がカヴァーをチョイスした中、junpeeさんは直球で真っ向勝負。ポールがいよいよその巨大な才能を発揮しはじめたアルバム「リヴォルヴァー」からの名バラードですね。甘いメロディーでもどこか芯があるように感じられるのが当時のポールの特徴。2)はマッキー・フェアリーのユニットによる快適な曲。3)はアメリカでしたか。久しぶりに聴きましたよ。4)アコースティッグ・ギターとコーラスの絡みがとても心地よい曲。5)ちょっと変わった音色のパーカッション、まどろむようなフルートが織り成すゆるいグルーヴ。そこに乗っかる温かいハーモニーにやられます。6)余計な解説はいらないポップな佳品。7)ここでようやく手持ちが出てきました。でもこれも聴くのは久しぶりだなあ・・・。改めて耳にするとかっこいいですね。8)う〜ん、いい曲だなあ。これアルバム欲しい!9)これもマッキー・フェアリー関連なんですね。junpeeさんの解説にあるように、エレピの響きが印象的。なかなか凝ったアレンジですが、どこか大らかさが感じられるのが魅力です。10)一転してブラジルへひとっとび。コーラスにかかっているエコーが独特。11)これは「フィンガー・スナッピン」ですな。名曲の洒落た名アレンジ。12)そしてラストはソウル・コーラスで締めくくり。

爽やかな心地よさにピントが絞られた、トータル性の高いセレクトでした。手持ちは1枚だけでしたが、聴いていて本当に快適でしたね。お気に入りは2)5)6)8)11)。マッキー・フェアリーはアルバム1枚しか持っていないけど、関連盤にも興味が出てきました。

junpeeさん自身の解説はこちら
http://www.phillydevotions.com/html/select_9.htm