トラフィック「シュート・アウト・アット・ザ・ファンタジー・ファクトリー」

シュート・アウト・アット・ザ・ファンタジー・ファクトリー(紙ジャケット仕様)

シュート・アウト・アット・ザ・ファンタジー・ファクトリー(紙ジャケット仕様)

上でも触れたスティーヴ・ウインウッドの新作に合わせて、トラフィックが紙ジャケで再発されました。あまり話題になってないようで淋しい・・・。ともあれ、数あるトラフィックの作品の中で一番好きなのがこれですね。発表当時評判悪かったって本当ですか。マッスル・ショールズからリズム隊を加えてグルーヴを強化。ちょっと泥臭いファンキーなビートが気持ち良く、リラックスしたウインウッドのヴォーカルも快調です。曲もいい曲が多くて、特に「アンインスパイアード」は彼のキャリアを代表する名曲のひとつに数えられると思います。後期トラフィックといえば「ジョン・バーレイコーン・マスト・ダイ」が名高くて、確かに名盤にふさわしいアルバムなんですが、こっちも忘れて欲しくないですね。センスがいいのか悪いのかよくわからないジャケットには目をつぶってください。