愛すべきダミ声男シリーズの第3弾にはこの人。
ニューオリンズR&Bの魅力を広く世に知らしめた『ガンボ』に続いて発表されたアルバムです。プロデュース、アレンジに
アラン・トゥーサンを迎え、リズム・セクションには
ミーターズを起用とまさに鉄壁のラインアップ。冒頭の「ライト・プレイス・ロング・タイム」は
細野晴臣がFOEのアルバムでカヴァーしていたのが懐かしい。
ミーターズが繰り出すビートとホーン・セクション、
ドクター・ジョンのヴォーカルが火花を散らすアンサンブルがスリリングこのうえありません。
ザ・バンド「ラスト・ワルツ」に出演したとき披露した「サッチ・ア・ナイト」も収録。ここではヴォーカル以上にピアノが心地よく歌っています。