ザ・ミドル・イースト『ザ・レコーディングス・オブ・ザ・ミドル・イースト』

ショック太郎さんがmixiで取り上げていた「Blood」を聴いて即Amazonをポチッとしました(^^;)。ともすれば昔からファンだった人の新譜や、リイシューばかりに手がでがちなオジサンとしては、フリート・フォクシーズやヴァンパイア・ウィークエンド、それにこのザ・ミドル・イーストといったポップで瑞々しい音楽を聴かせてくれる若手バンドが増えてきたことはとてもうれしいのです。
ザ・ミドル・イーストはオーストラリア出身。このアルバムはボーナス・トラックを含め6曲収録のミニ・アルバムです。基本的にはフォーク的な穏やかなメロディーと温かいハーモニーが持ち味。女声ヴォーカルのコーラスがいいアクセントとなっているところが、かつてのプリファブ・スプラウトを思わせてグッとくるのですが、それだけではなく、ここぞというときには激しくドラマティックな展開も見せる振幅の大きさを併せ持っているのが特徴。それが見事に表出されたのが「Blood」でしょう。現在制作中というフル・アルバムにもこういった曲が数曲あればいいなあ。

The Middle East - Blood (HQ Video)

2009年を代表する名曲といってもいいでしょう!