待望のリマスター盤。
Perfumeと一緒に買いました(^^;)。それはさておき、
ストーンズの絶頂期といえば人によって意見が分かれるところでしょうが、私は『レット・イット・ブリード』から『メインストリートのならず者』の頃だと思います。何がすごいって、楽曲の充実はもちろんですが、
サウンドは南部志向でどんどん泥臭くなっていくのにジャケットはポップ・アート、ということがすごいですよ。どろどろした面と洗練された面の両方をガツンとファンに提示した方法論に私は“ロック”を感じます。この『
スティッキー・フィンガーズ』では今に至るまで継承されているベロマークのアイコンも初登場。
アンディ・ウォーホールによるジッパー・ジャケットは
ストーンズのもつ男臭さとエロスをスマートに表現。「ブラウン・シュガー」「ワイルド・ホーセズ」「ビッチ」といった曲の良さはいうまでもありません。“ポップ・アートとしてのロック・アルバム”として大変完成度の高い作品だと思います。