橋本徹によるメロウ・ヒップホップのコンピレーションを聴いて以来、久しく聴いてなかったこの分野への興味が再燃してきたのですが、そのコンピにも収録されていて印象的だったのがこのケロ・ワンでした。彼はカリフォルニアの
ベイエリア出身の韓国系
アメリカン。このアルバムは2005年に発表された1stですが、ジャ
ジーで洗練されたバック・トラックが耳に心地よく響きます。MCもアクが強くないので、この分野になんとなく苦手意識を持っていた方も聴き易く感じるのではないでしょうか。気取ったところはありませんが、全体的に趣味の良さを感じさせるところが魅力的です。