ヒットを連発していた絶頂期の1970年に発表されたアルバム。このアルバムではなんといっても
バカラック・ナンバー「One Less Bell Yo Answer」 と
ローラ・ニーロの「Save The Country」が目立ちますが、
ニール・セダカやジム・ウェッブ作品など他の曲も充実。
サム・クック「A Change Is Gonna Come」と
ラスカルズ「People Gotta Be Free」をメドレーにするなどメッセージ色の強い曲も趣向で聴かせます。なまじヒットが多いだけにベスト盤だけでこと足れりとしがちなグループだけど、ジム・ウェッブの曲を中心にまとめた2ndのようにしっかりとしたコンセプトを持ったアルバムを多くリリースしているだけに、オリジナル・アルバムでじっくり味わいたいグループです。紙ジャケで国内盤を出して欲しいですね。