ザ・バーズ『ロデオの恋人』
- アーティスト: ザ・バーズ
- 出版社/メーカー: Sony Music Direct
- 発売日: 2005/04/20
- メディア: CD
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あいにくグラム・パーソンズはこれ一枚で脱退。そして5年後には夭折してしまうのですが、その短い間にカントリー・ロックを更に押し進めたフライング・ブリトー・ブラザーズを結成。更にはキース・リチャーズと親交を深め、ローリング・ストーンズにカントリー・サウンドの要素を持ち込むという、ロック史に残るといっても過言ではない大きな功績を残しました。『ベガーズ・バンケット』から『スティッキー・フィンガーズ』辺りのストーンズのサウンドにはカントリーがいかに大きな位置を占めていることか。個人的にその最も豊かな果実は「ワイルド・ホーセズ」だと思います。そうした動きの着火点となったのが『ロデオの恋人』。この作品は決してカントリー・ロック最初の1枚ではありませんが、バーズの歴史においても、ロックの歴史においてもターニング・ポイントとなった重要作といえるでしょう。
キース・リチャーズとグラム・パーソンズの結びつきの深さを示してくれる動画がありましたので掲載しておきます。どちらもグラム・パーソンズの追悼コンサートからかな?
Hickory Wind
上にも書いた通り、私が『ロデオの恋人』で一番好きな曲。
Wild Horses
これは説明不要ですね。