ロンドン出身、ハープ弾き語りの女性
シンガー・ソングライターのデビュー・アルバム。ハープ弾き語り、というとどうしても
ジョアンナ・ニューサムを思い浮かべずにはいられませんが、こちらは
ジョアンナよりずっと穏やかで英国フォーク色があります。いきなり
ブライアン・イーノ「バイ・ディス・リヴァー」
*1のカヴァーから始まりますが、ゆったりとしたハープの伴奏で淡々と歌われているのを聴いていると、「そうか、イーノも英国の森の住人だったのか・・・」なんてつい思ってしまいます。といっても中盤では
エレクトロニカっぽい味つけを施しているのが数曲あるところが今っぽい感じですね。そして最後はまたまた意外なカヴァーで、ホーギー・カーマイケル「アイ・ゲット・アロング・ウィズアウト・ユー・ヴェリー・ウェル」。一枚のアルバムにイーノとカーマイケルが同居していて違和感を感じさせないのが面白い。
彼女のファンタジックな資質が良く出ている、美しいアニメーション。
「Tiger」BBC Collective session
こちらは彼女の演奏シーンが楽しめます。