秋の和みセレクト感想（９）keiさん

すっかり冷え込みが厳しくなってきたこのごろですが、keiさんのセレクトには初秋の暖かい日差しのようなぬくもりが感じられます。

1.Cheatin' Woman / Lynyrd Skynyrd
2.The Sparrow / The Bernie Leadon・Michael Georgiades Band
3.My Lady My Love / Loggins & Messina
4.I Get A Kick Out Of You / Dolly Parton
5.The Lucky One / Alison Krauss And Union Station
6.You're A Sweetheart _Bonus Track / Snooks Eaglin
7.Dancing On The Boardwalk / Marc Jordan
8.Hawaiian Cowboy / Keola Beamer
9.Hello Waimanalo / Country Comfort
10.Some Of Shelley's Blues シェリーのブルース / Nitty Gritty Dirt Band
11.Waiting For A Train / Jorma Kaukonen
12.翼 / 渡辺香津美

１は小粋さと土臭さがうまく同居していることに感心させられます。２はまさに“和み”の１曲。優しいメロディーとヴォーカルが素敵です。有名デュオによる３はサビの部分で青空が広がっていくように感じられるところが心地よい。４は洒脱なスイング。マンドリン、フィドルの小気味良い演奏が楽しいですね。５のヴォーカルはとても好みです。穏やかなカントリー・テイストの曲。６はちょっとヴァン・モリソンっぽい声が印象的。ブルース・シンガーということですが、今回のセレクトのテーマにふさわしい余裕のある歌いっぷりと穏やかなサウンドを聴かせてくれます。ＡＯＲっぽい７を挟んで８，９とハワイつながりの曲が続くところが個人的にはもっとも気に入った流れ。幸せな気分にさせてくれます。そして唯一の手持ちである１０は、久しぶりに聴いたけどごきげんでいいですね。１１もギターがとにかくごきげんな曲。う〜ん、カッコイイ！そして渡辺香津美と吉田美奈子の強力コンビによる武満作品で幕を閉じます。私も自分のセレクトで武満作品を選曲したのでこれはうれしかったですね。
今回も親しみやすい雰囲気の中に高雅な気品が漂う素晴らしいセレクトでした。

keiさん自身による解説は↓
http://penny.boo.jp/music_other_select.html#16