秋の和みセレクト感想(1)ショック太郎さん

最近はブリティッシュ・フォークの隠れた名盤を積極的に紹介しているショック太郎(id:bluemarble)さん。今回のセレクトもジャケットに使われたフェアポート・コンヴェンションの写真通りの素敵なブリティッシュ・フォーク集となりました。

1) Wedding Song / Water Into Wine Band (1976)
2) Mariner Blues / Flibbertigibbet (1978)
3) Wooden Horse / On This Day (1973)
4) Tell It Like It Is / Bill Fay (1971)
5) The Trail Of Tears / Roger Morris (1972)
6) Fly On Strangewings / Jade (1970)
7) Tom Tiddler's Ground / Roy Harper (1970)
8) Moondust / Sonny Condell (1977)
9) At The Chime Of A City Clock / Nick Drake (1970)
10) Odyssey / Shelagh McDinald (1971)
11) Canadee-I-O / Nic Jones (1980)
12) Arthur McBride / Paul Brady (1976)

1)のWater Into Wine Band は私も大好きなグループ。1stの曲をかつてカレンダー・セレクトに使ったこともあります。2)は好みの声だなあと思っていたら、元メロウ・キャンドルのあの方ですか。これアルバム欲しいです。3)も女性ヴォーカルが良い隠し味になっています。4)は前から気になっていた人。どこか物悲しい声がしみます。聴けて良かった。5)はジャケットからずばり「秋の和み」って感じですよね。6)は中盤のいいアクセントになっていますね。7)はジミー・ペイジも脱帽した奇才。これもやはり不思議な印象を残す曲です。8)ティア・ナ・ノグはショック太郎さんの前回のセレクトを聴いて即購入し、お気に入りとなっていたのですが、今度はそのメンバーのソロときましたか!9)ニック・ドレイクで今回のテーマにあうのはやはり2ndからとなりますね。1stの美しいストリングスも捨てがたいですが。10)これは名曲!彼女の残した2枚のアルバムはどちらも必聴です。11)も名前は前から気になっていた人。ギター、カッコイイですねえ。12)はアイリッシュ。シンプルだけど滋味深い歌でセレクトを穏やかにしめくくります。
手持ちは1,5,9,10。ブリティッシュ・フォークの美しさと奥の深さを改めて教えてくれた味わい深いセレクトでした。

ショック太郎さんによる解説は↓

http://mondoshock.hp.infoseek.co.jp/selectcd9.html