湯川潮音「蝋燭を灯して」

蝋燭を灯して

ちょっとコワいジャケット(本人も日記でこれがずらりと並んでいたら怖いと書いている)で登場した(笑)、湯川潮音メジャーからの2ndシングル。
今回はプロデューサーに元スマッシング・パンプキンズのジェームズ・イハを迎えて、NYレコーディングで制作されました。エレキ・ギターが全面的に響くサウンドはこれまでに無かったのでかなり新鮮に響きます。従来のアシッド・フォークっぽい感じからややロックよりになったといえばよいでしょうか。もちろん彼女の最大の武器である歌声の魅力は健在。CDで聴いていると、どこか儚げな印象を与える部分もあるのですが*1、底に流れる芯の強さもしっかりと伝わってくるのです。
タイトル曲はイハとの共作。他に自作曲「エデンの園」、黒川健一曲「霧の夜」を収録。それぞれ個性がはっきりとしている、コンパクトにまとまったシングルです。やはり自分で作った曲が一番フィットしているように思うけれど、こういった積極的なコラボレーションは歓迎。来年の1月にはいよいよフル・アルバムが登場ということで、ますます見逃せない存在になってきました。

こちらでPVが試聴できます。

http://www.toshiba-emi.co.jp/capitol/artist/yukawa/index_j.htm

今回のレコーディングについてのインタビューです。

http://www.solsabass.com/ws/ws02/wee02_inv051111.html




あ、そうそう

アップルのiMac G5欲しい!

*1:一度生で彼女の歌を聴いたことがあるのですが(8/14の日記を参照してください)、そのときはCDから想像できなかった「強さ」を感じました