気ままにレビュー(5)kobbanovaさん

① The Doodletown Pipers / A Hard Day's Night (1967)
② The Golddiggers / 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy) (1968)
③ ヤング101 / 怪獣のバラード (1971)
④ The Bugaloos / Gna Gna Gna Gna Gna (1970)
⑤ Giles > Giles > Fripp / I Talk To The Wind (2001)
⑥ The Cast Of Sesame Street / Sing (1997)
⑦ Free Design / Can You Tell Me How To Get To Sesame Street (1970)
⑧ The Dave Pell Singers / Mah-Na-Mah-Na (1968)
⑨ Leichtmetall / Pas De Deux (2004)
⑩ The Del Rubio Triplets / Walk Like An Egyptian (1988)
⑪ Bad Dream Fancy Dress / Curry Crazy (1988)
⑫ ゴールデン・ハーフ / アダムとイブ (1973)

エレクトロニカやモンドに対する嗜好に共通点を感じるkobbanovaさんのセレクトは、とても私にとって親しみやすいものを感じます。
1)これは明るくていいですね。全くハードな感じがしないところが好き。2)これは「育ちが良さそう」なカヴァーですね。上品です。3)ずっと昔に聴いたことがあるような、ないような。懐かしい気持ちになりました。4)前から気になっていたんです。このアルバム。ニャニャニャというコーラスが面白い。買おうかな。5)おお、ジュディ・ダイブル・ヴァージョンですな。これだけ聴いているとフォーク・バンド以外の何ものでもないですね。6)セサミものは私も好き。メイン・ヴォーカルはエルモくんです。7)こちらはフリー・デザインによるメイン・テーマのカヴァー。このアルバムはジャケットも好き。8)このアルバムはよく聴きました。男性ヴォーカルのちょっとマヌケな感触が面白いですよね。9)おお、カラオケ・カルク発の不思議姉妹(なのか?)。声だけ聴くとイナタイ感じなのですが、グロッケンなどをうまく使って透明感を出しているのがミソ。10)なんと三つ子のおばあちゃんトリオによるバングルズのカヴァー。こういうのどうやって見つけてくるんだろう。11)パンクっぽいイントロなのに、ヴォーカルとコーラスがなんともキュートという落差にうならされる曲。12)ラストはゴールデン・ハーフ。この辺りのセンスがkobbanovaさんの味ですね。

ソフト・ロック路線とモンド・テイストのバランス感覚が冴えたセレクトでした。手持ちは5,7,8,9。特に気に入ったのは1、4,6、11です。

kobbanovaさん自身による解説はこちら
http://record.vis.ne.jp/select/select.htm