Bitty McLean & The Supersonics「On Bond Street」(asin:B0006GVJO4)

on bond street

レゲエの名門トレジャー・アイルの音源をそのまま使ってつくられたラヴァーズ・ロックということですが、原曲を全然知らないので比較する楽しみ方が出来ないのが残念。けれどもそんな門外漢をも惹きつける魅力がこのアルバムには確かに宿っています。ほっこりして、どこかイナタク人なつっこいバック・トラックに乗せて、のびのびと歌う主役のBitty McLean。60年代のスモーキー・ロビンソンを思わせるハイトーンのヴォーカルが素晴らしい(私よりソウルに詳しい方ならもっと的確な形容ができるはずなので、誰かお願いします♪)。バックトラックを使いまわすのはレゲエではよくある手法だと聞くのですが、日本でこの手のものはあるのでしょうか?例えば70年代ティン・パン・アレイの音源を使ってこういう試みをやってみたら、相当面白いものが出来そうな気がするのですが・・・。