ベック「シー・チェンジ」(ASIN:B00006HBAJ)

ラムチョップを聴いて、もうひとつ連想したのがこのアルバム。ベックがあれほどまでに時代をリードできたのも、底にある優れたソングライティングあってのことと改めて思わせてくれたアルバム。かつてあれほど熱中して聴いた「オディレイ」に、今は時代色をどうしても感じてしまうけど、このアルバムや「ミューテーションズ」はシンプルに(とはいっても「シー・チェンジ」のサウンドは隅々まで入念なプロダクションが施されたものではあるのですが)、ベックの「うた」と向きあわせてくれるので現在はもっぱらこればっかり聴いています。自分がベックに惹かれていた本当の理由を教えてくれた作品。