11月の東京ドーム公演に備えて力を溜めている印象がある今年の
Perfumeですが、この新曲は最近の彼女たちのシングルの中でも特に気に入りました。「VOICE」はいきなり
DE DE MOUSEのお株を奪うようなオリエンタルなメロディーが飛び出して耳をそばたてずにはいられませんし、「575」はタイトル通り、俳句を詠む雰囲気のメロディーとラップの対比が面白い。すっかり王道のアイドルっぽさが堂に入った感のある最近の
Perfumeですが、またかつてのようなファニーな曲をやってくれないかなあ、と密かに願っていた私にとっては嬉しい試みでした。ドームという大舞台で今回の新曲をどんなパフォーマンスで魅せてくれるのか、とても楽しみです。