という訳で、改めて
電子音楽を取り上げます（笑）。「
電子音楽初期の導師（グル）達」というタイトル通り、「音で聴く『
電子音楽 in Japan!』」の内容とも通じるコンピレーションで、
電子音楽の黎明期である1948年から1980年までの
電子音楽の歴史をざっと俯瞰することができるとてもお得なアルバム。ＣＤ３枚組+ＤＶＤの組み合わせで、
メシアン、
ジョン・ケージ、
シュトックハウゼン、
クセナキスといった現代音楽の大御所から
スティーヴ・ライヒ、テリー・ライリー、ラ・モンテ・ヤングといったミニマル勢、
クラウス・シュルツ、ジョン・ハッセル、
ブライアン・イーノといったポップ・ミュージック組まで重要な作曲家をずらりとフォローしています。日本からも
湯浅譲二が選ばれているのがうれしいところ。ＤＶＤも演奏同様、
ジョン・ケージ、ホルガー・シューカイ、ポーリン・オリヴェロス、
ロバート・モーグなど貴重な映像が目白押し。先日のイベントでもこのＤＶＤから何曲か流していましたね（クララ・ロックモアの
テルミン演奏など）。テクノ・ポップ以前の
電子音楽に少しでも興味がある方は押えておいて損のないアイテムです。
こちらで曲目のチェックと試聴ができるようです。
電子音楽初期の導師たち（3CD+DVD） | HMV&BOOKS online - 3690
