Musical Baton
この企画、流行しているんですね。バトンがまわるまで知りませんでした。
早速やってみましょう。
Total volume of music files on my computer (コンピュータに入ってる音楽ファイルの容量)
16.52GB。iPODに全部入れています。曲数は2957曲。
Song playing right now (今聞いている曲)
ドノヴァンのアルバム「メロー・イエロー」のリマスター盤5曲目「Bleak City Woman」。
The last CD I bought (最後に買った CD)
アーサー・ラッセル「ワールド・オブ・エコー」
Five songs(tunes) I listen to a lot, or that mean a lot to me (よく聞く、または特別な思い入れのある 5 曲)
1)冨田勲「ソラリスの海」
オリジナルはアルバム「宇宙幻想」に収録。バッハのコラールをアレンジした曲です。私が初めて冨田勲を聴いたのはベスト・アルバム「VOYAGER」なのですが、その2曲目でした。電子音楽とクラシックに興味を持ったのはこの曲がきっかけです。
2)山下洋輔トリオ「ゴースト」
アルバム「モントルー・アフターグロウ」に収録。これまでオリジナル・ナンバーだけを演奏していた彼らが初めて他人の曲(もちろんアルバート・アイラーの名曲)に挑んだ記念碑的演奏です。テーマ・メロディーに「赤とんぼ」の一節をまぎれこませたり、中盤でハナモゲラ・スキャットを披露したりと坂田明の狂気じみたユーモアと抒情が炸裂しまくる名演。筒井康隆に夢中だった中学生の私はごく自然に彼らからジャズに入門しました。
3)キング・クリムゾン「エピタフ」
エイジアのアルバムのライナーを読んで、「このメンバーは昔の方がすごいことをやってたらしい」と思い、最初に購入したのがクリムゾンの2枚組ベスト「新世代への啓示」。その1曲目がこれです。これを聴いた瞬間からエイジアへの興味は永遠に消え去りました。オリジナルはいわずとしれた傑作「クリムゾン・キングの宮殿」に収録。グレッグ・レイク一世一代の絶唱には今聴いても震えがきます。
4)鈴木慶一「レフト・バンク」
他人なんかにまかせないで、全部一人でプロデュースしていたらきっと傑作になっていただろうと思わずにはいられない、鈴木慶一のソロ・アルバム「SUZUKI白書」ですが、デヴィッド・ベッドフォードがストリングス・アレンジを手がけたこの曲は例外。華美になりすぎない絶妙のアレンジが、歌詞に潜む痛みを浮き彫りにしていると思います。
5)ロバート・ワイアット「シー・ソング」
アルバム「ロック・ボトム」収録。ロバート・ワイアットはどれも好きだけど、1曲選べといわれたらためらわずにこの曲。風景が歪んでいくような不安定なイントロから、底に哀しみを秘めた美しいメロディが流れ出す。そして終盤の、嘆きのようにも歓びのようにも聴こえるスキャットが素晴らしくて、何度聴いてもためいきが出てしまいます。
Five people to whom I'm passing the baton (バトンを渡す 5 名)
さて、どうしようかな。事前になんのおことわりもしていないのですが、
・タケダさん(id:songcycle27)
・くりたぬきさん(id:yuki-731)
・ショック太郎さん(id:bluemarble)
・眼福さん(id:momongah)
・YOUさん(id:kanokoto)
にお願いしましょう。急なお願いですみません。もちろんスルーしていただいても結構です。・・・・皆さん、まだこの企画やってませんよね?