ミルト・ジャクソン「サンフラワー」

夏の宵のBGMとして最適。もっとも「ミルト・ジャクソンの作品」というより、「CTIの一枚」と呼ぶほうがふさわしいアルバムなのですが。ハービー・ハンコックロン・カーター、フレディ・ハバート、ビリー・コブハムといった強力なメンバー達も、ドン・セベスキーの少しセンチメンタルなストリングス・サウンドに溶け込んで、柔らかな演奏に徹しています。たまにはこういうのも悪くないですね。