鈴木さえ子「科学と神秘」(ASIN:B00005HLYX)

鈴木さえ子復活ニュースには色めきたったわけだけど、彼女の残したアルバムで最も気に入っているのがこの作品。
知性とキュートさ、高度な音楽性と愛すべきか弱いヴォーカルが寄り合わされた、マジカルなポップ・ミュージックです。ラストを飾る「恋する惑星」はウォン・カーワイ映画の邦題にまんま借用されました。その気持ちもわかる気がする、素晴らしくキュートな逸品です。どうしてこれをセレクトに選ばなかったのか、我ながら不思議だなあ。