ビル・エバンス・トリオ「ウィズ・シンフォニー・オーケストラ」

ビル・エバンスというとトリオでの演奏が有名ですが、オーケストラと共演も何枚かあります。ジョージ・ラッセルがてがけたやつでは結構アグレッシヴな演奏もやってますが、今回取り上げているのはクラウス・オガーマンがアレンジを手がけたもの。トリオの演奏にオケをかぶせただけ、といっちゃえばそれまでなんですが、オガーマン謹製のひんやりしたストリングスが気持ちよくて、こうした夕暮れ時に聴くのもなかなか乙なもんですよ。曲はグラナドスやバッハ、スクリャービンショパン等クラシックの曲をアダプトしたのがメイン。